竹田技術士事務所にようこそ

"水溶性ポリマーの力が持続可能な世界を後押しします。" "Water Soluble Polymers make earth sustainable planet"


初めに

私は、長年培った水溶性ポリマーの技術を基盤に、持続可能な未来を目指してさまざまな課題に取り組んでいます。2025年4月に事務所を開業しましたが、パーフォーマンスケミカルの力を最大限に活用し、環境に優しい技術革新を追求することを使命としています。スラリーの分散性や増粘性を改善したい、基材を親水性側にしたい、また汚泥の処理性を更に向上したい、製品の歩留まりを向上させたい、薬剤の効果が悪そうなどのお悩みの方や関心のある方、お気軽に是非お問い合わせください。私が培ってきた技術が課題解決のお役に立てるはずです。

水溶性ポリマーが奏でるパフォーマンスケミカルの力を生かして 世の中の持続的な改善に貢献できるよう邁進して参ります。

事業内容

私たちの事業は、水溶性ポリマーを活用した製品開発とその技術サポートを中心に展開しています。主なサービス内容は以下の通りです。詳細は「新製品開発と技術トラブル解決のご提案」も見て頂ければ幸いです。

  1. 技術コンサルティング
    クライアントのニーズに応じたテーラーメイドの技術支援を提供します。プロジェクトの初期段階から最終的な実装まで、包括的にサポートします。
  2. 製品開発
    持続可能な素材を使った新しい製品の開発を行い、環境への負荷を軽減します。特に、再生可能な資源を用いた製品に注力しています。
  3. トレーニングおよびセミナー
    水溶性ポリマーやその関連技術についてのトレーニングを提供し、業界の最新情報や技術を共有します。
  4. 研究開発
    市場のニーズに応じた新たな技術や製品の研究開発を行い、持続可能なソリューションを追求します。

私たちは、未来の世代に責任を持ち、持続可能な社会への貢献を目指しています。あなたのビジネスも、環境に優しい技術で進化させるお手伝いができると確信しています。あなたの会社で技術的にお困りのある方はぜひお問い合わせください。

何卒よろしくお願い致します。尚,現在「お問い合わせ」に不具合が発生しました。復旧迄少々お待ちください。

お知らせ


添付した表は、水溶性モノマーとそれを重合してポリマーの特性を簡単にまとめたものです。    
各モノマーの名前、化学式、イオン性(アニオン、ノニオン、カチオン)、そして主な用途や特徴が記されています。特に代表的なモノマーについてもうちょっと各論をまとめました。

①アクリル酸

重合度を低分子量から超高分子量に変更することで、スケールコントロール剤、分散剤、増粘剤、凝集剤、高吸水樹脂などの用途のポリマーに転換することができます。アクリル酸から誘導されるアクリル酸エステルもアクリル樹脂のモノマーとなります。二重結合の水素はメチル基のものがメタクリル酸となります。

②2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸  

スルホン酸基を有しているAMPSは、スルホン酸基により、耐塩性、耐熱性に優れた高分子の原料となります。増粘剤、分散剤、セメント混和剤やEORなどに利用されます。

③アクリルアミド                                        (PAM)といわれているポリマーとなり、凝集剤、土壌改良剤、紙力増強剤、歩留まり向上剤などに利用されます。アミド基(ーCONH2)がノ二オン性基であり、水素結合やVanderwaals力で,汚泥やパルプとの吸着性が高いです。

④N-イソプロピルアクリルアミド

感温性ポリマー(PNIPAM)の原料として、ドラッグデリバリーシステムやセンサーなど、スマート材料への応用への期待がされています。

⑤エチレンオキサイド

カチオン重合により,ポリエチレンオキシド(PEO)となります。製紙関係の粘剤や、界面活性剤の原料等に使用されます。


⑥酢酸ビニル

ポリ酢酸ビニルとして接着剤、塗料、繊維加工剤などに使用。加水分解によりポリビニルアルコール(PVA)になります。PVAも製紙用の添加剤、フィルム、廃水処理用の担持体等用途は広範囲です。


⑦2-ヒドロキシエチルメタクリレート

ソフトコンタクトレンズの素材として有名です。医療用材料やゲル材料。

⑧N-ビニルピロリドン Vinylpyrrolidone
医療・医薬品(結合剤、コーティング剤)、化粧品(増粘剤、毛髪固定剤)、工業用(膜分離材、顔料分散剤)など幅広い分野で利用される。

⑨アリルアミン

ポリアリルアミンとして凝集剤、凝結剤、吸着剤、架橋剤などに利用。

⑩アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド

カチオン。 アクリルアミドと共重合することで,凝集剤,歩留まり向上剤,紙用薬剤,帯電防止剤等に利用。

今回は主要水溶性モノマーとポリマーの特徴を簡単にまとめました。列挙したモノマーの数は少なかったかもしれませんが、他にも色々なモノマーが世の中にありますので,それらのモノマーの組み合わせや分子量を組み合わせることで水溶性ポリマーのポテンシャルは高いと考えています。

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